Zcash(ZEC)をPCでマイニングする方法

2016/10/28にローンチされGenesis Miningでハッシュレートを買えたZcash(ZEC)を
自分のPC(Windows)でマイニングする方法です

Zcash(ZEC) マイニングと検索すると大体、Genesis Miningでクラウドマイニングする話になりますが、
自分のPCでやってしまおうというわけです!

新情報 MinerGate経由でZECを直接マイニング

NiceHashMinerではCPUマイニングが出来なくなった!?
下記のnheqminer.exeを使った方法ではZEC(Zcash)の直接マイニングができなくなった!?
※ 私の環境が悪いだけかもしれません

そこで、違う方法を!
MinerGateを経由するとまだZEC(Zcash)を直接マイニングできます!
使うツールはもちろん nheqminer.exe です


nheqminerを使ってマイニング

ブログに記載している情報はGoogle検索にヒットしないどころか
たったの数日で古い情報になってしまいました

旧情報が下のほうにありますので、ポイントだけ記載していきます
それにしても、このスピードでこの情報を日本から出すというのは、もしかしていい仕事し過ぎ!
と自画自賛です

とにかく、GitHubから
nheqminerの安定バージョンをダウンロードしてきます
これを書いている時点での1番安定なバージョンはv0.4bです

そして、ウィルス対策ソフトやファイアウォールの回避設定をおまけで済ませます
これは私は前回済ませていたためやっていません

新しいバージョンからは、実行するのは
nheqminer.exe
となります
nheqminer_zcash.exe という別物は同梱されません

その代わり、nheqminer.exeで
BTCで取得するか、
ZECをマイニングするか
切り分けることが出来ます

また、OpenCLが同梱されていません
旧バージョンや、どこかからコピーしてきます

デバイスを2種類使ってマイニングができる点は変わりません
そのため、起動するためのバッチファイルを作成します

ここからが、変わったポイントとなります
バッチファイルに記載する内容は、以下のような感じになります

nheqminer.exe -l stratum.zcash.nicehash.com:3357 -u (あなたのZECアドレス) -t 4

これでバッチリです!

動作の詳細な確認は Zcash Pool で行います
Search: の欄に自分の ZECアドレスを入れて確認してみてください
Paid(支払)は0.001 ZECに達した時点で即座に行われます

nheqminerを使ったマイニング(旧情報)

nheqminer_v0.3aでの情報はたったの数日で古くなってしまいました
ばっさりカットするのもあれなので、旧情報としてこのまま残しておきます

ブログには記載しているのですが、
そちらはなぜかGoogle検索にヒットしないのでこちらにもほぼ同様の内容で転載します

今回は少しだけ玄人向けに、
nheqminer.exe
nheqminer_zcash.exe
を使用してマイニングする方法の解説になります

まず、GitHubからnicehash/nheqminer、
nheqminer_v0.3a
をダウンロードしてきます
※ Zcashローンチ直後のソフトですバージョンアップされていたらそちらをお使いください

すでにv0.4aになっていました
nheqminer
v0.3bもありましたが、
今のところ、v0.3aが1番安定して使えています
v0.3b以降のバージョンを使う方は、
ロケーションの指定が若干変わります

マイニングソフトのお約束ですが、
ウィルス対策ソフトに引っかかることがほとんどのため、
使うソフトだけ除外設定をかけました
※ ここはおまけです

そして、
Zcashをマイニングするときは、
nheqminer_zcash.exe
を起動します
※ ちなみに、v0.3b以降のバージョンにこれは同梱されていません

今までの経験からいって、私のPCではCPUマイニングしかできません

ちなみに、このソフトはデバイスを2種類使ってマイニングができるということですので、
1 CPU と NVIDIAかAMDの GPUを使ってマイニングできると思います
繰り返しですが私(のPC)はできません

ということで、
起動するためのバッチファイルを作成します
テキストエディタを開いて、
以下の1文を書きます
nheqminer_zcash.exe -l eu -u (ここにZcashアドレスをいれてください) -t 6

これを名前を付けて保存で、
(何か分かりやすい名前).batとして
実行すれば、あら不思議!
Zcashマイニングが開始されます!

ちなみにコマンドラインオプションですが
-l ロケーションを選びます
usa:アメリカ
eu:ヨーロッパ
jp:日本
hk:香港

上記のコマンドラインでjpを指定したところ、
そんなのありませんといわれたので、
euでマイニングしています
euかusaが選べるそうです

さらに、v0.3b以降は
equihash.jp.nicehash.com:3357
のように指定する必要があります

おまけに、v0.4aにはOpenCLが同梱されていないので、
以前のバージョンなどからコピーしてくるなどの対応が必要になります

次に
-u
これは既に記載の通り、
自分のZcashアドレスを入力してください

そして、
-t スレッド数の指定です
私のPCは4コア 8スレッドなので
8がMAXだと思いますが、
いろいろやりながらなので少し空きが必要なため、
普段は4くらいで動かしています

-cd NVIDIAのデバイスを使う時に使用
-cd 1
のように書くようです
もちろん私の環境ではテストできていません

-od AMDのデバイスを使う時に使用
-od 0 1
のように書くようです
これは2つのGPUの制御のために0 1としている例だと思います
もちろん私のかn(ry

実行した後は、動いているのはプロンプトで分かると思いますが、
詳細な確認は Zcash Pool を使用します
Paid(支払)は0.001 ZECに達した時点で即座に行われます
また、Worker Statsを押すと自分の状況を確認することもできます
Search: の欄に自分の ZECアドレスを入れて確認してみてください

それでは良いマイニングライフを!